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寛方・タゴール平和記念公園

Kanpo & Tagore Peace Memorial Park

荒井寛方の生家跡

荒井寛方(1878~1945)はここに生まれ、日本画家を目指して巣立ちました。仏画を志した寛方は原三渓やアジアで初めてノーベル文学賞を受賞したインドの詩聖ダゴールの知遇を受け、日本画の教授として渡印しました。その間、アジャンタ壁画模写の難事業を成し遂げ、多くの人々と交わり、日印文化交流の懸け橋となりました。タゴールとはその後も親交がつづき、現在インドにおいて寛方とダゴールへの畏敬の念はますます深まっています。「仏画の寛方」と称された寛方は、晩年には法隆寺金堂壁画の模写にも従事しました。無念にも完成直前に急死してしまいましたが、その業績は今なお燦然と輝いています。寛方の遺した膨大な資料、遺品とこの地は、故人となった子息の英朗氏と孫の聖也氏が引継ぎ、寛方顕彰を果さんとしました。英朗氏夫人なみ子氏と子息の孝志氏はその遺志を守り、これらを氏家町に寄贈されました。氏家町は、このご意向を尊重し、寛方とタゴールの偉業を偲び、二人の友情を永遠に記念するため、この地を公園としました。
寛方の作品はさくら市ミュージアムで見ることが出来ます。

さくら市ミュージアム~荒井寛方記念館~ 

基本情報
住所

栃木県さくら市氏家2661

アクセス