主祭神 素戔嗚命(スサノオノミコト)、配神 奇名田姫命(クシナダヒメ)領主、源惟朝が戦国時代の心の寄り所にしようと創建しました。 永禄六(1563)年、塩谷15代兵部大輔惟朝が尾張国津島牛頭天王宮の分霊を勧請して創建したと伝えられています。塩谷氏、喜連川氏の代々崇敬の社で、喜連川ほか15郷の総鎮守といわれていました。ご神体を歓進する際に、竹槍で追われたという「笹追い天王」の伝説があります。また、夏の天王祭りは「あばれ神輿」として栃木県内でも勇壮な祭りとして知られています。 拝殿の中には、喜連川出身の画家、牧野牧陵の代表作であり県指定もされている「神輿渡御図」の絵馬もあります。 天王際 450年以上の長い歴史がある夏祭で、一番の見どころは「あばれ神輿」です。多くの担ぎ手がもみ合う、迫力満点の神輿として広く知られています。子供神輿で始まるこの祭は、神主や武士などに扮した「百物揃いの行列」も街中を練り歩きます。17時頃からは喜連川神社の神輿渡御が行われ、激しく勇壮に街中を練り歩きます。祭りのクライマックスは、23時頃に行われる喜連川神社へのお上りのシーンです。 基本情報 住所栃木県さくら市喜連川4491 電話番号028-686-5001 アクセス